❁独立にいたるまで、若き日から振り返る
私事で恐縮ですが。。。
2024年8月20日 会社を設立しました😀
いつ頃からだったか。。中学生か、高校生くらいでしょうか。気がつけば、強くて、孤高で、誰にも負けない何か技みたいな持っている人に憧れるようになっていました。いろんな方々、芸術家、寿司職人、建築家、ダンサー、陶芸家、記録より記憶に残るスポーツ選手、篠塚二塁手w、いっこく堂w、必殺仕事人とかw
ひと言でいえば、職人気質。でも大学を卒業して社会に出る頃のわたしには技と呼べるものなど何ひとつありませんでした。高校で花園に出場したのがちょっと自慢の、根拠のない万能感をもつどこにでもいる若者。
自分の好きなこと・強みとか、なんら自己理解すらできていなくて、憧れる人(職人)たちがいる世界を志す勇気も気概もありませんでした。そして私は何のキャリア志向もないまま、大手メーカーに就職しました。理由は日本で一番夏季休暇が長い会社(当時・16日)だったから。OMG。
入社直後の配属面談で、大学の法学部・知的財産ゼミにいた私は、知的財産法務部か法務部を志望しました。でも配属は人事総務部門。配属をしてくださった先輩から「人柄が人事に向いてそうだから」と言われました。
どこが?と思いました。
でも、いまとなっては、この先輩の慧眼に心から感謝しています。
なぜなら、人財マネジメント(人事)の領域は、勤しめば勤しむほど、自分に向いていることが判ってくる毎日でしたから。
クリフトンストレングスでいう上位の資質が刺激されたのです。
たとえば人財開発の領域だと、、、
最上志向・・・人財の宝石の原石の部分を見つけ伸ばすことが得意なアセッサーである自分
成長促進・・・人財の成長を後押しすることに喜びを感じる育成者である自分
個別化・・・・ひとり一人の個性や特長に着目するコンサルタントである自分
ポジティブ・・人々に前向きに物事をかたり、啓蒙・教宣する講師である自分
人事企画・戦略の領域だと、、、
戦略性・・・・人や企業の命を預かる立場で、さまざまな選択肢を模索できる自分
未来志向・・・人や企業の命に大切な長期目線で、未来に思いをめぐらすことができる自分
特に人財開発の領域は、「笑顔」が止まない自分自身の対人特性もあって、とっても合っていると感じるようになりました。
そして、領域への興味が止められないほど強くなって、アセスメントやコンサルティング、コーチングといった知識・スキルの習得にのめり込みました。
いつしか、これらの強い資質(たち)と習得したスキルの掛け合わせは、私の技になっていました。自分が差別化されている状態に座していました。
気付けば、「伴走する人事・人財開発プロフェッショナル」であると自認できるようになった。
憧れていた職人の世界に自分はいるのだという意識です。
一方で、長く広い人事としての実績・経験から、組織の重要な立場も任せていただきました。とても良い経験でわたし自身の人財としての厚みをつけてもらったのだと思います。
実際、伝えたい語りたいエピソードが倍増しました。でも同時に、講師やコンサルタントなど自分の得意なところに深くプロフェッショナリズムを追求したい自分を知ることにもなりました。
こうして、好きが高じて、「いちプロフェッショナル」として独立し、社会に貢献するチャレンジをすることにしました。挑戦にいたるまでとっても時間がかかりましたが、よく言われるように「人生に無駄なことなど一つもない、遠回りなどない」と感じています。
皆さまとつながり、社会と繋がり、人財として有意義なセカンドチャプターを歩みたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
2024年8月20日
じおなす株式会社代表
原 由也